Kairo’s

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Kairos (機会)

 

 日々、六覺燈のたくさんのワインを見ていて、とても気になるワインがあります。

Zyme “Kairo’s”

 Zymeというブランドと、チェレスティーノ・ガスパリ氏のワイン造りの哲学、技術、このワインの味わいや蘊蓄などの話は、ワインのプロの皆様にお譲り致しますが、どうにも、気になる、このワインの香り、色…  何より、視覚を刺激される幾何学的でサイケデリックなラベルのデザイン。

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Kairos(カイロス)…
Chronus(クロノス)…
腕時計のブランド?

どちらもラテン語、ギリシア語。ギリシア神話に出てくる「時間」の神様、概念のようです。

“Chronus” = 単に物理的な時間。
 地球が一日に一回転し、一年に太陽の周りを一周するようなものでしょうか。

 同義語の ”Kairos” = 「機会」と解釈されているようです。時間の中でも、人にとって特に印象的、感覚的な時間、刹那的な時間のような意味かと。

 

 「機会」 良い文字ですね。
 大事なビジネスの千載一遇のチャンス。
 一期一会のような人の出会いや様々な食事とお酒の機会。

お客様にとってのそんな貴重な機会を六覺燈が演出させて頂くことができれば、私たちの仕事冥利かと存じます。

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冬の赤

 厳しい寒波が訪れそうで、この週末は、関西の平野部でも雪景色になる地域もあるとの予報です。厳冬の荒天となりそうですが、ご来店くださるお客様も、滑って転んでお怪我などなさらぬよう、ご注意くださいませ。
都市部でも、車や看板や人の服などの人工物以外の、街路樹などの僅かな自然はグレースケールの季節です。

 串かつという料理は、全ての食材やネタを衣に包んで揚げておりますので、当然のことながら、お客様の前にお出ししたときには、それぞれの素材そのままの色彩を表現できないことが残念ではございますが、野菜や果物には、一年を通して、目の覚めるような鮮やかさで、人の官能や食欲を刺激する様々な色があります。

 例えば「赤」。冬の赤。

red, deepred, crimson, rouge, vermilion ・・・

 六覺燈「豊嶋スイーツ」の定番、シャンパン・ゼリー。冬場はイチゴの赤が際立った美しさです。時にはゼリーのシャンパンにも、名門メゾンのロゼをたっぷりと使用。

 

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ゼラチンにシャンパンを注ぎ、ボールの外側を氷水で冷やして、ヘラで撹拌してゆきます。シャンパンのきめ細やかな泡が抜けず、ムラにならずに均一にゼリーに封じ込められるよう、気を抜けないプロの業です。

 イチゴの深紅と、淡いシャンパンのロゼのグラデーション。ゼリーの中にブリリアントに閉じ込められたきめ細かな泡。ミントの緑のアクセントもシンプルで、工芸品のような美しさがあります。

 

 

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 そして、六覺燈の冬の赤といえば、コースのスタートにお出しする、野菜ボールです。お替わり自由、お好きなお野菜だけでも。小さな3つの赤もお楽しみください。

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あの年・・・

 

    パートナーとともに

ワインとともに

 おぼろげな記憶の中に

小さなボトルの中に詰め込まれた

 永い時間をゆっくりと遡りたい

特別な夜・・・・

 六覺燈のセラーの中には

 たくさんの古き良きワインが

静かに眠っています。

時間旅行のコンダクター中山が

 コルクを抜いた瞬間から

 素敵なタイムスリップの旅を

ガイドさせて頂きます。