Kairos (機会)
日々、六覺燈のたくさんのワインを見ていて、とても気になるワインがあります。
Zyme “Kairo’s”
Zymeというブランドと、チェレスティーノ・ガスパリ氏のワイン造りの哲学、技術、このワインの味わいや蘊蓄などの話は、ワインのプロの皆様にお譲り致しますが、どうにも、気になる、このワインの香り、色… 何より、視覚を刺激される幾何学的でサイケデリックなラベルのデザイン。
Kairos(カイロス)…
Chronus(クロノス)…
腕時計のブランド?
どちらもラテン語、ギリシア語。ギリシア神話に出てくる「時間」の神様、概念のようです。
“Chronus” = 単に物理的な時間。
地球が一日に一回転し、一年に太陽の周りを一周するようなものでしょうか。
同義語の ”Kairos” = 「機会」と解釈されているようです。時間の中でも、人にとって特に印象的、感覚的な時間、刹那的な時間のような意味かと。
「機会」 良い文字ですね。
大事なビジネスの千載一遇のチャンス。
一期一会のような人の出会いや様々な食事とお酒の機会。
お客様にとってのそんな貴重な機会を六覺燈が演出させて頂くことができれば、私たちの仕事冥利かと存じます。